
「最近、集中力が続かない」
「仕事をしていても気が散ってしまう」
「昔より疲れやすくなった気がする」
そんなふうに感じることはありませんか。
集中力が続かないと、「自分の意志が弱いのではないか」と考えてしまう方も少なくありません。
しかし実際には、集中力の問題は気合いや根性だけで説明できるものではありません。
むしろ現代は、集中力を維持することが以前より難しい環境になっているとも言われています。
人の集中力は思っているより長く続かない
近年の研究では、私たちの注意は想像以上に頻繁に切り替わっていることが分かっています。
Microsoftの研究では、デジタル環境において人の注意は平均40秒ほどで別の対象へ移ることがあると報告されています。
さらに、メールやチャット、スマートフォンの通知などによって作業が中断されると、元の作業へ十分に集中し直すまでに20分以上かかる場合もあると言われています。
つまり、集中力が続かないのは意志が弱いからではなく、人間の脳の特性や現代の情報環境が大きく関係しているのです。
現代人の脳は常に働き続けている
私たちは朝起きてから眠るまで、多くの情報に囲まれています。
メール、SNS、ニュース、動画、チャット。
仕事中だけでなく、移動中や休憩中でさえスマートフォンを見ることが当たり前になっています。
脳は体重の約2%しかありませんが、身体全体のエネルギーの約20%を消費すると言われています。
それだけ多くのエネルギーを使いながら、絶えず情報を処理し続けているのです。
そのため、
・頭が重い
・疲れが抜けない
・考えがまとまらない
・集中力が続かない
・眠ってもスッキリしない
といった状態は、脳の疲労が関係していることもあります。
脳は休んでいるようで休んでいない
「休日にゆっくりしているのに疲れが取れない」
そんな経験はないでしょうか。
実は、身体が休んでいても脳は働き続けていることがあります。
ソファでスマートフォンを見続けたり、SNSや動画を長時間見たりしていると、身体は動いていなくても脳は情報処理を続けています。
また、仕事のことや人間関係、将来のことなどを考え続けるだけでも脳はエネルギーを使います。
そのため、身体の疲労よりも先に脳の疲労が蓄積している方も少なくありません。
集中力を高めるよりも、回復が大切なこともある
集中力が落ちると、
「もっと頑張ろう」
「気合いを入れよう」
と考えがちです。
しかし、一流のアスリートがトレーニングだけでなくリカバリーを重視するように、高いパフォーマンスを維持するためには回復する時間も欠かせません。
実際に筋肉も、トレーニング中ではなく回復の過程で成長します。
脳も同じです。
常にアクセルを踏み続けるのではなく、意識的に休息を取ることで本来のパフォーマンスを発揮しやすくなります。
頭を休める時間をつくる
現代人は身体だけでなく、脳も日々多くの情報を処理しています。
だからこそ、ときにはスマートフォンを置き、考え事から離れ、頭を休める時間が必要です。
実際にLa HEADへご来店されるお客様からも、
「久しぶりに何も考えない時間を過ごせた」
「頭がスッキリした」
「集中しやすくなった気がする」
「気持ちまで軽くなった」
といったお声をいただくことがあります。
頑張るためには、休むことも必要です。
もし最近、集中力が続かないと感じているのであれば、それは意志が弱いのではなく、脳が休息を求めているサインなのかもしれません。
忙しい毎日だからこそ、意識的に頭を休める時間をつくってみてはいかがでしょうか。


