
平日は仕事に追われ、ようやく迎えた休日。
「今週は疲れたから、今日は一日中家でゴロゴロしよう」
そう考える方も多いのではないでしょうか。
もちろん、睡眠不足が続いていたり、身体に強い疲労を感じていたりするときには、十分に休むことが大切です。
一方で、
「何もしなかったのに、夕方になってもなんとなく疲れている」
という経験はありませんか?
実は、疲れているからといって一日中まったく動かないことが、必ずしも最も回復につながるとは限りません。
疲れているのに「動く」のは逆効果?
疲れているときに身体を動かすと、さらに疲れそうに感じます。
しかし、ここでいう「動く」とは、ハードなトレーニングではありません。
近所を散歩する。
カフェまで歩く。
買い物へ行く。
公園をゆっくり歩く。
こうした軽い身体活動です。
身体活動とメンタルヘルスについては多くの研究が行われており、ウォーキングを含む身体活動は気分や心理的な健康と良好な関係を示すことが報告されています。
つまり休日は、
「疲れているから一歩も動かない」
ではなく、体調に余裕があれば軽く身体を動かすことも、気分を切り替える選択肢になります。
「緑のある場所」で過ごすのも一つの方法
さらに興味深いのが、自然環境と心身の状態との関係です。
公園や森林など自然のある環境で過ごすことについては、ストレスや気分、認知機能などさまざまな観点から研究されています。
近年の研究をまとめたメタ分析でも、自然環境への接触は、注意機能やワーキングメモリなど一部の認知機能に小さいながら良好な影響を示すことが報告されています。
もちろん、
「公園を歩けば疲労が完全に取れる」
という意味ではありません。
それでも、一週間の多くをオフィスやパソコンの前で過ごしている方にとって、緑のある場所を歩き、普段とは違う景色を見ることは、気分を切り替えるきっかけになるでしょう。
遠くまで旅行する必要はありません。
近所の公園や並木道を歩くだけでも、いつもの仕事環境とは違う時間をつくることができます。
「何もしない休日」が悪いわけではない
では、家でゆっくり過ごす休日はよくないのでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
睡眠不足が続いている。
体調が優れない。
身体に強い疲労がある。
そんな日は、無理に予定を入れる必要はありません。
大切なのは、
「休む=一日中まったく動かない」
と決めつけないことです。
たとえば午前中はゆっくり過ごし、午後になったら20〜30分ほど散歩する。
近所でランチをして帰ってくる。
公園まで歩いたら、その後は家でのんびりする。
このように「休息+軽い活動」を組み合わせるという考え方もあります。
その日の疲れ方や睡眠状態に合わせて調整することが大切です。
休日なのに「頭は仕事中」になっていない?
もう一つ考えたいのが、身体ではなく頭の休み方です。
ソファで横になっていても、
SNSを見る。
ショート動画を見る。
ニュースをチェックする。
仕事のメールやSlackを確認する。
これでは身体は動いていなくても、次々と新しい情報を受け取っています。
さらに仕事の連絡を確認すれば、休日でも仕事について考え始めてしまうことがあります。
休日は身体を休ませるだけでなく、普段の仕事から心理的に距離を取る時間をつくることも意識したいところです。
「何をしないか」だけではなく、
「いつもとは違う時間をどう過ごすか」
という視点で休日を考えてみるのもよいでしょう。
「何もしない」か「予定を詰め込む」かの二択にしない
疲れを取りたい休日に、必ず外出しなければならないわけではありません。
反対に、疲れているからと一日中ベッドやソファで過ごさなければならないわけでもありません。
体調に問題がなければ、
ゆっくり休む。
少し歩く。
外の空気に触れる。
いつもと違う景色を見る。
仕事やスマートフォンから離れる。
そんな過ごし方を組み合わせてみるのも一つです。
La HEADでは、完全個室の落ち着いた空間でパソコンやスマートフォンから離れ、目を閉じて、頭だけでなく首・肩・腕までゆっくりとケアしています。
休日は、予定をたくさんこなすためだけの時間でも、一日中何もしないためだけの時間でもありません。
大切なのは、自分の疲れ方に合わせて「休む」と「軽く動く」を使い分けること。
一週間頑張った身体と頭を、次の一週間へ向けて切り替える時間として、休日の過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか。


