
「最近なんとなく疲れが抜けない」
「忙しい日が続くと、なかなか気持ちを切り替えられない」
「身体は疲れているのに、夜になっても頭が冴えている」
そんなときによく耳にするのが、「自律神経を整える」という言葉です。
健康や睡眠について調べていると頻繁に登場する言葉ですが、そもそも自律神経とは何をしているのでしょうか。
そして、なぜ毎日の生活習慣が大切なのでしょうか。
そもそも自律神経とは?
自律神経は、私たちが意識して指示を出さなくても、心拍・血圧・呼吸・消化・発汗・体温調節など、生命を維持するためのさまざまな機能を自動的に調節している神経系です。
大きく分けると、
交感神経
→ 活動時や緊張時などに働きやすい
副交感神経
→ 休息や消化などに関わる
という2つがあります。
ここで誤解されやすいのが、
「交感神経=悪い」
「副交感神経=良い」
という考え方です。
仕事に集中する。
運動する。
危険に素早く反応する。
こうした場面では、交感神経の働きも必要です。
大切なのはどちらか一方を優位にすることではなく、活動するときと休息するときで、身体が適切に切り替わっていくことです。
なぜ「整えること」が大切なの?
現代の生活は、活動状態が長く続きやすい環境にあります。
仕事でパソコンを使い、移動中にはスマートフォン。
休憩時間にはSNSを見て、帰宅してからも動画やニュース。
さらに仕事や人間関係について考え続け、眠る直前まで情報に触れていることもあります。
もちろん、これだけで「自律神経が乱れる」と単純に断定することはできません。
しかし、活動と休息のメリハリが少ない生活が続けば、心身を休ませる時間そのものが不足しやすくなります。
自律神経は睡眠や循環、消化、体温調節など幅広い身体機能に関わっています。
だからこそ、何か特別な方法で自律神経を直接「操作」しようとするより、身体が本来持っているリズムを崩しにくい生活をつくることが大切です。
自律神経を整えるために意識したい習慣
まず大切にしたいのが、睡眠と生活リズムです。
なるべく一定の時間に起床し、朝は自然光を浴びる。
朝の光は体内時計を調整する重要な刺激になります。
そして夜は照明を少し落とし、眠る直前まで強い光や刺激を受け続けないようにする。
朝と夜のメリハリをつけることがポイントです。
次に、適度な運動。
ウォーキングなど無理なく継続できる運動習慣は、睡眠やストレスへの対処を含め、健康維持にさまざまなメリットがあります。
また、入浴も一日の活動から休息へ切り替える習慣として取り入れやすい方法です。
湯船に浸かり、その後はスマートフォンや仕事から少し離れて静かに過ごす。
「お風呂に入ったら、今日はもう仕事をしない」
といった自分なりのルーティンを決めるのもよいでしょう。
意外と大切な「何もしない時間」
そして、現代人ほど意識したいのが刺激を減らす時間です。
仕事の休憩中にSNS。
電車ではスマートフォン。
帰宅したらテレビや動画。
寝る直前までニュースやメッセージ。
身体はソファに座っていても、頭には次々と新しい情報が入ってきます。
そこで、ときにはスマートフォンを置いて、
窓の外を見る。
目を閉じる。
ゆっくり呼吸する。
何もせずぼーっとする。
そんな時間をつくってみるのも一つです。
「脳を完全に休ませなければ」と頑張る必要はありません。
大切なのは、常に何かを見たり考えたりする状態から一度離れ、外から入ってくる刺激を減らすことです。
活動することと同じくらい、休むことを大切に
La HEADでは、完全個室の落ち着いた空間で目を閉じ、頭だけでなく首・肩・腕までゆっくりとケアしています。
毎日忙しく過ごしている方ほど、
仕事をする。
予定を入れる。
運動する。
勉強する。
といった「何かをすること」には慣れていても、「何もしないこと」は後回しになりがちです。
自律神経は、自分の意思でスイッチのように直接切り替えられるものではありません。
だからこそ、
朝の光を浴びる。
適度に身体を動かす。
規則的な睡眠を心がける。
ゆっくり入浴する。
ときには何もしない。
特別なことを一度だけするのではなく、こうした小さな習慣を毎日の生活の中に取り入れていくことが大切です。
活動するときは活動する。
休むときは、きちんと休む。
毎日頑張っている身体だからこそ、「何をするか」だけではなく、「どう休むか」にも少し目を向けてみてはいかがでしょうか。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。


